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執筆者の写真ninna_denposho

2022.07.06 令和4年度開設講座のお知らせ

更新日:2022年10月25日

本年度の開設講座についてご案内します。

下の募集要項(PDFファイル)をご覧の上、お申し込みください。



1、悉曇の講座 ―塔婆の書き方― (全3回)


平成28年度より開講している「悉曇の講座」は僧侶のみならず多くの方々にご参加いただいており、梵字悉曇の学びの場としてご好評を得ています。

2年ぶりの担当となる森祐敬先生の講座では、「智満流(ちまんりゅう)」楷書体による書法の基礎について学びます。字母(梵字の基本形)となる摩多・体文の書き方、そして塔婆に用いる年回忌本尊の種子・真言の書き方を修得します。学院での授業と同じように、毎回講師による添削をおこないます。正しい書体を徹底的に身につけることができます。

真言宗教師にとって梵字悉曇の理解と筆記は日々の檀務に必要な技能です。若手に限らず、基礎を磨きたいすべての方に受講いただきたいと思います。また梵字悉曇に関心をお持ちの未経験者にも入門講座としてお薦めします。


講 師 森 祐敬 先生

会 場 総本山仁和寺 御室会館・地下会議室

開催日 11月22日 (火)、1月17日 (火)、3月1日 (水)

時 間 13:00〜16:30

第1回 摩多・体文について

第2回 塔婆の書き方

第3回 年回忌本尊の種子と真言

 

2、声明の講座 ―理趣三昧法会の声明― (全4回)


潮弘憲監修『南山進流声明集―理趣三昧篇―』をテキストに、真言宗教師にとって特にお唱えの機会の多い理趣三昧法会の声明を習得します。

従来の「声明の講座」は伝授と同じように講師の独唱、受講者の斉唱という順序で進めてきました。しかし今回は双方向的な学びを重視し、受講者がご自身の疑問や不安を積極的に解消できるような進め方を目指します。ただ順々に曲目をお唱えするのではなく、講師によるチェックや対話を通じて、細かな音程のズレや唱え方についての問題をすぐに解決することができます。またそもそも声明とは何か?という学びの基礎についても講義を通じて理解を深めることができます。

近年学院を卒業された若手教師の方はもちろん、ご自身のお唱えに疑問をお持ちの方にも、学び直しの機会としてぜひご参加いただきたいと思います。


講 師 守安 秀行 先生

会 場 総本山仁和寺 御室会館・地下会議室

開催日 10月18日 (火)、12月14日 (水)、1月25日 (水)、3月2日 (木)

時 間 13:00〜16:30

第1回 声明の解説、唄の実習

第2回 散華・対揚の実習

第3回 唱礼・前讃・後讃の実習

第4回 理趣経の実習

 

3、法式の講座 ―西院流の荘厳― (全4回)


平成26年度以来の開催となる「法式の講座」では、仁和寺発行『西院流法儀解説』をテキストに、西院流による法会儀式についての講義をおこないます。今回のテーマは「荘厳」です。道場と修法壇、供物、仏器、仏具など、法会を執り行う際の荘厳の仕方について基礎から詳しく学ぶことができます。また最終回では、仁和寺の堂宇を用いた荘厳の実習をおこないます。

学院の授業と同じように懇切丁寧に説明しますので、初心者も安心です。若手教師のみならず、これまで深く学ぶ機会のなかった方、西院流について一層詳しく学びたい方にお薦めします。ぜひご来聴ください。


講 師 奥 龍弘 先生

会 場 総本山仁和寺 御室会館・地下会議室

開催日 10月19日 (水)、12月15日 (木)、1月26日 (木)、3月3日 (金)

時 間 13:00〜16:30

第1回 法儀概略・道場

第2回 道場荘厳・供養

第3回 修法壇の荘厳

第4回 梵音具・荘厳の実習


申込期限はいずれの講座も令和4年9月16日(金)必着です。



受講申込フォームはこちら



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